はじめに

 児童養護施設北光社ふくじゅ園は、キリスト教を精神的支柱として、入園利用する子どもたちの家庭に代わり、子どもたちがその将来にわたって積極的に社会参加し、健全な社会生活を営むことができるよう、情緒の安定をはかりながら身体的かつ精神的な発達を援助し、子どもたちの社会的な日常生活での諸能力の形成とその自立を支援するとともに、子どもたちの人権を擁護します。

情報公開

 役員名簿・評議員名簿

 2022(令和4)年度 資金収支計算書

 2022(令和4)年度 事業活動計算書

 賃借対照表(2023年3月31日現在)

沿革

1945(昭和20)年8月11日第二次世界大戦末期、日本本土空襲激化。日本キリスト教団定家都志男牧師が本道開拓を志し、入植者を募集、草苑開拓団長として広島村字大曲に到着。
1946(昭和21)年7月20日広島村字西の里平和部落に三戸が入植、開拓のかたわら、定家都志男、藤居禎之介他有志により「子供の家」戦災・引揚孤児救済。「憩の家」公共の安寧と福祉の休息所。「草苑の家」託児・子女教育を計画、準備。
1948(昭和23)年2月1日財団法人北光社設立、代表者 定家都志男。藤居禎之介、大杉二三らが戦災孤児と引き揚げ孤児等の養育をはじめる。
1948(昭和23)年9月1日園と周辺農家に電灯整備。
1949(昭和24)年10月1日財団法人北光社ふくじゅ園認可。定員10名。
1952(昭和27)年5月31日法改正により社会福祉法人として認可される。
1953(昭和28)年9月7日平和部落の水の便が悪いことから、現在地に農地及び建物を買収改造して移転。定員28名。
1954(昭和29)年8月31日幼児室、遊戯室増築、定員50名。
1956(昭和31)年5月2日カナダ聖公会からトラクター一式を寄贈され、牧場運営に活用するほか、近隣農家を援助。
1956(昭和31)年8月31日児童棟を増築、定員60名。
1960(昭和35)年9月1日牛舎、サイロ新築、乳牛14頭になる。
1961(昭和36)年11月16日火災により管理棟353.1m2(107坪)及び重要書類の一部を焼失。
1962(昭和37)年8月30日復旧。
1966(昭和41)年9月30日林野庁より山林8,600m2の払い下げを受け、企業所有の本園隣接地と交換29,800m2を所有。
1967(昭和42)年3月31日自転車振興会の補助金によりスチーム暖房設備。
1971(昭和46)年9月21日農林大臣の許可により農場47,122m2を正式に所有。
1975(昭和50)年6月30日男子児童棟内部改造。
1980(昭和55)年3月31日国・道補助金、社会福祉医療事業団からの借入金により、管理棟、児童棟1,667.95m2と体育館410.65m2を改新築。
1980(昭和55)年10月14日管理棟、児童棟、体育館の落成を祝う会開催。
1981(昭和56)年9月23日園祭を開催、地域住民約600人が集う。
1981(昭和56)年10月26日北広島西高等学校用地として、農場のうち26,492m2を北海道教育委員会へ譲渡。
1982(昭和57)年6月24日老人クラブこぶし会と喜楽会の協力により、敷地内に桜の園を造成、住民交流の場となる。
1987(昭和62)年3月10日西の里土地区画整理事業始まる。農場が緑地、調整池及び都市公園用地となる。
1988(昭和63)年5月30日創立40周年にあたり、前庭及び集会所を記念事業として整備。
北広島西高等学校グラウンドの片隅に「北光社ふくじゅ園発祥の地」碑を建立。
1989(平成元)年4月1日道の指定により、地域社会の独立した家で子どもたちを養育するグループ・フォスターホームを試行運営。
1993(平成5)年 3月30日体育館、児童棟改修。
2016(平成28)年3月1日地域小規模児童養護施設「アドニス」を新設(定員6名)。本体施設定員は54名となる。

2022(令和4)年 4月1日地域小規模児童養護施設「ハルニレ」を新設(定員6名)。本体施設定員は44名となる。

2023(令和5)年 4月1日地域小規模児童養護施設「シラカバ」を新設(定員6名)。本体施設定員は38名となる。